Q:20坪の敷地にどれくらいの家を建てられるの?
A:用途地域によって違います。まずは敷地調査を行いましょう。
建ぺい率と容積率
城東地域には本当に多くの規制があります。用途地域によって建ぺい率や容積率も変わりますし、まずはご自分の土地にどれくらいの大きさの家が可能なのかを知ることが大切です。
建ぺい率=土地面積に対して、どのくらいの割合で家が建てられるかの数値
例えば敷地20坪で建ぺい率60とある場合、12坪分の面積に家を建てることができます。
残りの8坪に建物を作ることはできません。地域によっては40パーセントという地域もありますし、90%を超える土地もあります。
こればかりは自分たちで変更できるものではありませんので、
その建ぺい率の中でどのような間取りができるのかを工夫しなければなりません。
容積率=土地面積に対して、延べ床面積の比率をいいます。
例えば建ぺい率60%/容積率200%という地域で20坪の敷地があったとします。
これは建て床面積が12坪以下、そして延床面積が40坪以下∗の必要があるのです。
土地が狭くても容積率があれば、3階建ても可能になりますし、仮に2階建てまでが限度の容積率でも、広いロフトなどを作ることによって、面積を確保することもできます。
このあたりは狭小住宅に実績のある施工会社の施工例を見て、相談するのがおすすめです。
その他にも斜線規制や、道路に設置している部分、また屋根の高さなど、様々な規制があります。これらをすべてご自分で調べるのは難しいでしょうし、間違った数値が出てしまう恐れもあります。
気になる施工会社に調査を依頼するのが良いと思います。ほとんどの施工会社さんは敷地調査は無料ですので、気軽に連絡してみるとよいでしょう。
∗実際は建て床面積が12坪のため、3階建てで36坪になります。